西山動物園の「コウセイ」横浜へ
鯖江市の西山動物園で飼育されているレッサーパンダの雄、コウセイ(3歳)が繁殖のため横浜市立よこはま動物園に貸し出されることになり8日、輸送業者により同園へ移送された。
コウセイは2000年6月27日に双子で雌のララとともに誕生。名前は公募によりシドニー五輪柔道金メダリストの井上康生選手にちなんでつけられた。一年間ほど公開されていたが、その後、飼育スペースの問題などから非公開の飼育場所で管理されていた。
コウセイは現在、体重約7キロ、体長約80センチ。体は大きくがっしりしているが、性格は優しくて物静かだという。飼育スペースの問題や、近親交配を避けるためにほかの動物園への移動を探っていたところ、よこはま動物園が新しい雄の導入を希望しており、今回”旅立つ”ことになった。
この日、輸送用のケースに入れられたコウセイは環境が変わることを察知したのか、普段とは違って興奮気味で、しばらくケースの中で暴れていた。その後業者の車両に乗せられ横浜へ向かった。コウセイの飼育を担当していた職員の中島公志さんは「情が移ってしまっているから寂しいですね」と話していた。
同園によると、将来コウセイやコウセイの子どもが”里帰り”することもあるが、近親交配を避けるなどの理由からその可能性は低いという。コウセイの移動で同園のレッサーパンダの飼育数は雄7頭、雌6頭になった。
【福井新聞ホームページより】
